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赤い色素に反応するVビームレーザー
赤く炎症したニキビやニキビ跡、赤ら顔や頬の赤み、赤く盛り上がったケロイド等々、本当に気になる症状です。
しかし、このような赤みを帯びた症状を改善する治療法があります。
それが「Vビームレーザー」です。
では、Vビームレーザーにはどのような特徴があるのでしょうか。
Vビームレーザーの特徴
Vビームレーザーは波長595nm(ナノメーター)レーザーを利用していて、このレーザーは血管のヘモグロビンである赤い色素のみに吸収される特徴を持っているのです。
つまり波長595nmレーザーで赤みの原因となっている余分な毛細血管や色素を除去することによって、他の皮膚の色調と揃えることができるのです。
Vビームレーザーのメリット
ここで、Vビームレーザーのメリットを明記したいと思います。
赤く炎症したニキビ
波長595nmレーザーが熱エネルギーに変換され、皮脂腺にダメージを与え皮脂分泌を抑制することによって、ニキビのできにくい肌質に変えて行きます。
クレーター状の凸凹ニキビ跡
真皮層のコラーゲンを増加させることによって、ニキビ跡の赤みや凸凹ニキビ跡を改善しふっくら肌を形成します。
赤ら顔や頬の赤みを改善
波長595nmレーザーが血管中のヘモグロビンに反応することによって、毛細血管の拡張を改善します。
赤く盛り上がったケロイド
Vビームレーザーは赤い色素に反応するだけでなく、赤く盛り上がったケロイドにも効果を発揮します。
Vビームレーザーの特徴
Vビームレーザーは気になる皮膚の部分に照射するだけで、麻酔をする必要もありません。
そして、Vビームレーザーの照射時間はたった5~15分程度です。
1回の治療で皮膚の赤みを実感することもできますが、3回程度通院すればほとんど他の皮膚と変わらないようになります。
またニキビ跡については、1~3回程度の治療が必要です。
ちなみにレーザー照射によって内出血を起こすこともありますが、だいたい1~2週間で消えてなくなります。
一時的に腫れを発症することもありますが、術後1~2日程度で元通りに落ち着きます。