面ぽう圧出治療とは
思春期の男女に出来る吹き出物のことを面ぽうと言います。
面ぽう圧出治療はその吹き出物であるニキビの中身を押し出すと言うニキビ治療です。
まずはニキビが出来ている皮膚を消毒し、針またはレーザーを用いてニキビの先端に穴を開けます。
その後はアクネプッシャーとも呼ばれる面皰圧出器を用いて開けた穴から中身を押し出します。
自分で行う面ぽう圧出にはリスクがある
消毒液やアクネプッシャーは通販でも購入出来ます。
自分で面ぽう圧出を行うことが可能なのです。
しかし知識の無い一般の方が行うとリスクが高くなります。
ニキビ跡と言う新たな悩みが出来かねないため、皮膚科で面ぽう圧出治療を受けた方が安心です。
面ぽう圧出治療ニキビのメリット
面ぽう圧出治療には保険が使えると言うメリットがあります。
そのためニキビの治療費が安くなるのです。
自分でニキビの先端に穴を開ける場合、レーザーを用いることは難しいです。
しかしレーザーで穴を開けると熱によって殺菌されるため、ニキビが出来難くなります。
その他にもニキビの中身を完全に押し出すために治りが早くなる、炎症も抑えることが可能など様々なメリットが面ぽう圧出治療にはあります。
面ぽう圧出治療ニキビのデメリット
どんな治療にもメリットがあればデメリットもあるものです。
これは面ぽう圧出治療でも同じです。
面ぽう圧出治療にはニキビが増えるたびに通院することが必要と言うデメリットがあります。
たくさんニキビが増えてから来院すれば回数は減りますが、それまで我慢しないといけません。
面ぽう圧出治療を行うと小さなかさぶたが出来ます。
自然に剥がれ落ちるまで少し目立つことがあるのです。
面ぽう圧出治療は既にニキビが出来ている患者さんに行われる対症療法です。
そのためニキビの予防までは期待出来ません。
その他にも針またはレーザーで穴を開ける時に痛みが発生すると言う点にも注意が必要です。