男の大人ニキビは、どうしてできるの?
皮脂分泌の再増加が理由かもしれません。
ティーンエイジャーの思春期が終わると、ニキビは一度落ち着いてきます。
しかし、実は思春期を終えても、男性の皮脂分泌は30代まで増え続けているのです。
皮脂分泌は増えるのに対して、肌の抵抗力は低下していくわけです。
ある時期から突然に肌がバランスを崩し、不安定になることがあります。
そのため20代後半頃から、大人ニキビや、場合によってはアトピーの症状が出る男性が増えてきます。
ターンオーバーの低下が男の大人ニキビを招く!
お肌の新陳代謝は年齢とともに低下して、大人ニキビになります。
お肌の生まれ変わるサイクルであるターンオーバーも、年齢によって違います。
20歳頃では28日周期ですが、30歳、40歳となると、少なくとも30日以上になります。
人によっては40日前後になってしまうといわれています。
ターンオーバーの低下により、肌表面の角質層が厚くなっていきます。角質層が厚くなると、毛穴が深く大きくなり、毛穴に皮脂や汚れが溜まりやすい条件が揃ってきます。
ターンオーバー不足で毛穴に詰まった皮脂。
空気に触れて酸化されますから、お肌に刺激を与えるので炎症が起こりやすい環境ができあがります。
これが雑菌の繁殖の温床になり大人ニキビになるわけです。
免疫力の低下によって男の大人ニキビになります。
思春期の肌には、酸化ダメージを防ぐ抗酸化酵素が豊富にありますが加齢によってなくなり、ニキビになるのです。
若い頃は、成長ホルモンが大量分泌されているのです。
お肌のトラブルが起こっても回復が早いからニキビにまでなりません。
しかし、大人になると精神的ストレスが増加する一方です。
ですが、お肌の抵抗力や回復力が落ちてきますのでニキビができたあともすぐに回復しなくなってきて、頑固な大人ニキビになります。
つまり大人ニキビは治りにくく悪化しやすいのです。