皮膚を入れ替えるモザイクレーザー
日本の伝統文化を操る大工さんは、むきだしの原木をカンナ1つで見事なまでの材木に変身させます。
この原理は、ニキビ跡治療にも言えることだと思います。
何故ならニキビ跡や古くなった皮膚を、特殊な方法(カンナ)によって入れ替えるレーザー治療があるからです。
それがモザイクレーザーです。
いったいモザイクレーザーとは、どのようなレーザー治療法なのでしょうか。
ということで、この項ではモザイクレーザーにスポットを当ててみたいと思います。
モザイクレーザーについて
モザイクレーザー
モザイクレーザーのニキビ跡治療は、ピーリングのように皮膚を剥して改善する方法ではありません。
まず肉眼では見えない直径0.08mmという微細な凝固点を作ることによって、皮膚を意識的に入れ替える治療法なのです。
また微細な凝固点を作ることは、皮膚自体に好影響を与えます。
何故なら、重複過剰照射を避けることができるからです。
つまり、レーザー照射されない部分=角質バリアを温存することができるのです。
もちろん、それだけではありません。
ダウンタイムもほとんどなくレーザー照射後、洗顔もすることもできます。
このようにモザイクレーザーはニキビ跡は皮膚全体のトラブルに悩んでいた人にとって、画期的なレーザー治療といえるのです。
是非、みなさんも生まれたての赤ちゃんのようなベビースキンを体験してみてはいかがでしょう。
そのスベスベ感に、多くの方がビックリされるはずです。
スキンリカバリーシステム
余談になりますが、モザイクレーザーに限らず全てのレーザー治療をした場合、ある程度のダウンタイム後化粧をすることができます。
そしてモザイクレーザーを使用しているクリニックの中には、すぐに化粧をすることができるようにスキンリカバリーシステムを使用しています。
スキンリカバリーシステムは、炎症効果止め、人工皮膚、日焼け止めの効果があり、皮膚の炎症を早く沈静化させる目的で開発された基礎化粧品です。