クレーター跡の秘密
ニキビ跡でもっとも厄介な症状といえば、クレーターではないでしょうか。
そしてそんな厄介なクレーター症状を治療する方法として、「ブリッジセラピー(アンコア)」があります。
いったいブリッジセラピーとは、どのような治療方法なのでしょうか。
まずブリッジセラピーを説明する前に、何故ニキビ跡がクレーターになるのかについて考えてみたいと思います。
クレーターで思い出すのは、ブラックマヨネーズの吉田敬さんではないでしょうか。
吉田さんの場合、ニキビを潰してしまったという経緯がありますが、それによって皮膚の再生が難しい真皮層までダメージが及んでしまったのが原因だと言われています。
よく皮膚のターンオーバーが重要と言いますが、ターンオーバーは皮膚の表皮層しか行われません。
つまり真皮層までターンオーバーすることはないので、結果的にクレーターとして残った状態になってしまうのです。
ブリッジセラピー
ブリッジセラピーについて
ニキビ跡(クレーター)にもいろいろなレーザー治療がありますが、クレータ状の凸凹に効果があるとされているのがブリッジセラピーです。
ブリッジセラピーはアンコワとも呼ばれています。
まず皮膚に炭酸(CO2)レーザーを照射することによって、小さなダメージを与えます。
そして皮膚に小さなダメージを与えることによって、皮膚の再生能力を利用するのです。
通常のレーザー治療では皮膚の表皮層しか再生することはできませんが、ブリッジセラピーは皮膚の真皮層までレーザー照射が届くことによって、クレーターや色素沈着部分に効果を発揮することができるのです。
他のレーザー治療では届かないクレーターにアプローチして、皮膚の凸凹や赤みを改善。
ちなみにブリッジセラピーはある程度のダウンタイムを伴いますが、非常に短期間で改善効果を得ることができます。
1回の治療で皮膚の深層部まできちんと作用します。
アンチエイジング効果としてのブリッジセラピー
またブリッジセラピーはニキビ跡だけでなく、加齢による皮膚ダメージ全般にも効果があります。
アンチエイジング効果であるシワやシミ、たるみ、毛穴の開き、妊娠線など。
これを機会に、安全性を認められたブリッジセラピーを試してみてはいかがでしょう。
最先端の皮膚再生効果を持つブリッジセラピーは、近い将来必ずメインのレーザー治療になるでしょう。