2種類のレーザーを使用するアファームマルチプレックス
みなさんは、ニキビ跡を改善する「アファームマルチプレックス」という治療をご存知でしょうか。
実はアファームマルチプレックスは最新鋭の機器で、皮膚科治療においてもっとも注目を集めているのです。
いったいアファームマルチプレックスとは、どのような治療でニキビ跡に効果をあげているのでしょうか。
アファームマルチプレックスの最大の特徴は、波長の異なる2種類のレーザーを連続して照射することです。
そして、2種類のレーザーには別々の効果があるのです。
○1320nm(ナノメートル)レーザー
1320nmレーザーは皮膚の深層部(真皮層)まで届くことによって、長期的にコラーゲンを産生することができ、皮膚の引き締めやたるみ改善に効果があります。
○1440nmレーザー
1440nmレーザーは皮膚の表皮層にターゲットを絞り、熱エネルギーを与えることによって、効率的に皮膚の再生効果を得ることができます。
もともと2種類のレーザーを使用する場合、同時に治療することは不可能とされていました。
しかしアファームマルチプレックスは1320nmレーザーと1440nmレーザーを同時に照射することによって、2つの皮膚への効果を実現することができたのです。
つまり、「老化した皮膚そのものを新生・再構築するだけでなく、皮膚の入れかえをすることで皮膚全体の若返りを図る」ということです。
アファームマルチプレックスのメリット
さらに、アファームマルチプレックスのメリットについて迫りたいと思います。
「毛穴/ニキビ跡/皮膚全体の老化/妊娠線や傷跡」
・毛穴
毛穴が目立つ場合、そのほとんどの要因は皮膚のハリ不足やたるみによるものです。
アファームマルチプレックスはコラーゲンを増やして、皮膚全体を引き締めます(皮膚を内側から改善)。
・ニキビ跡
アファームマルチプレックスは、改善が難しいとされていたニキビ跡のクレーター(凸凹)にも絶大なる効果を発揮します。
・皮膚全体の老化
アファームマルチプレックスは皮膚全体の老化に対して、コラーゲンを再生(促進)することによって皮膚の入れ替えをスムーズに行います。
・妊娠線や傷痕
妊娠線や傷痕は治療困難と言われていましたが、アファームマルチプレックスの皮膚の入れ替え効果によって解消できるようになりました。