枕がニキビを発生させる
「本当に枕がニキビを発生させる原因になるの?」
残念ながら、枕がニキビの原因になっているのは事実です。
枕は寝装具の1つで、自分の頭にフィットした枕は快眠を誘います。
それほど、私たちにとって枕は重要な寝装具といえます。
しかしどんなに快眠を誘う枕だったとしても、ニキビを発生させる原因になることがあるのです。
ということでこの項では、枕がニキビの原因となる理由について触れてみたいと思います。
枕でニキビが発生する原因
ニキビを発生させる枕、その原因は3つ考えられます。
○枕カバーに付いた頭皮の汚れ
就寝している間、私たちはコップ2杯分の汗をかくといわれています。
そして当然のことですが、皮脂の分泌作用もあります。
枕はそうした頭皮の汚れが、ダイレクトに付着する部分です。
つまり頭皮に付着した汚れが雑菌を繁殖させることによって、ニキビを発生させる原因になっているのです。
○枕にこびりつくダニ&カビ
枕は、ダニ&カビを発生させやすい環境にあります。
「デモデクス」というダニは、毛根を食べて繁殖します。
「マラセチア菌」というカビは、ニキビによく似たブツブツを肌に発生させます(マラセチア毛包炎)。
○枕が素肌に合わない
枕に付着した「頭皮の汚れ/ダニ&カビ」がニキビを発生させるだけでなく、枕カバーや素材自体がニキビを発生させるケースもあります(枕が自分の肌に合わない)。
例えば枕カバー(布)による摩擦によって肌がダメージを受け、ニキビを発生させることも…
清潔な枕がニキビを絶つ
上記に明記した内容が、枕がニキビの原因となる理由になります。
そして枕によってニキビを発生させないためには、次のことをする必要があります。
○とにかく枕を清潔に保つ。
・枕カバーは2~3日に1回、洗うようにしてください。
・晴れた日に、枕自体を天日干しするようにしてください(ダニ&カビを撃退するため)。
・通気性のある枕を使用するようにしてください。
その他に、メイクや整髪料を付けた状態で就寝しないようにしてください。
こうしたことを守れば、枕がニキビの原因になることはないと思います。