ニキビ跡改善のスキンケアについて
ニキビ跡を改善するために、さまざまなスキンケアが販売されています。
しかしスキンケアを購入したけれど、「何だか肌に合わない/ヒリヒリする」等々のように、満足いくスキンケア商品に出会えていない方が多いのではないでしょうか。
事実、ニキビ跡に悩んでいる方にとって、スキンケア選びは大変難しいのです。
しかし何故、それほどスキンケア選びが難しいのでしょうか。
それはニキビ跡の知識が不十分であることと、スキンケアに含まれている成分をあまり知られていないことが考えられます。
スキンケアの成分について
例えば「ニキビとニキビ跡」は同じような言葉に感じますが、実際はまったく違います。
○ニキビは、毛穴の出入り口に皮脂や老廃物が詰まった状態(白ニキビ)
○ニキビ跡は、白ニキビが炎症を起こした状態(赤ニキビ)。
これからもわかるように、ニキビとニキビ跡に使用するスキンケアは違うのです。
そしてスキンケアをしても良くなるどころかヒリヒリするといった症状がでるのは、そのスキンケアがニキビ跡に合わない成分を含んでいるからです。
ニキビ肌に合わない成分
ではニキビ跡に合わないとされている成分には、どのようなものがあるのでしょうか。
○アルコール成分
「肌にさっぱりタイプ/過剰な皮脂を抑える」といった特徴を明記したスキンケアはNGです。
何故ならそうした謳い文句のスキンケアには、アルコール成分がタップリ配合されているからです。
・成分表示=エチルアルコール/エタノール(肌表面の殺菌や消炎効果)。
ちなみにたくさんの「・・・アルコール」がありますが、多くの場合、化学構造に基づき後ろにアルコールとついているだけで、エチルアルコール・エタノールとは関係ありません。
○ピーリング成分
成分表示として「サリチル酸/硫黄」が含まれるスキンケアは、肌を殺菌し余分な角質を取り除く作用が強い成分で、当然のことですが肌への刺激も強いです。
○収れん成分
肌表面を一時的に酸性へ傾けて、使い心地をさっぱりスッキリさせる成分です。
そして収れん成分が含まれいるスキンケアには、たくさんのアルコール成分も配合されています。
(肌への刺激もさることながら、乾燥肌や小じわの原因にもなります。)
・成分表示=酸化亜鉛/乳酸/クエン酸