2018
01.30

ニキビ治療に効果的な薬とその注意点について


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ニキビを治療するときにはニキビ専用の洗顔フォームや石鹸、化粧水といったスキンケア用品でケアする方法もありますが、抗菌や抗炎症作用のある薬によって治療する方法もあります。

ここではニキビ治療に効果的な薬とその注意点についてご紹介します。

ニキビ治療に効果的な薬について

ニキビ治療に効果のある薬はドラッグストアや薬局でも販売されており、様々な種類があります。

殺菌系の薬はアクネ菌を抑える抗菌作用があり、炎症を引き起こす原因であるアクネ菌に直接作用することでニキビの症状を緩和します。

そのため炎症を起こしている赤ニキビには効果がありますが、炎症を起こしていない白ニキビや黒ニキビには効果がありません

また肌に常在する善い菌まで殺してしまうため肌荒れを起こす可能性があり、長く使うことで耐性菌ができてしまい効かなくなってしまうため炎症がひどいときにのみ使用することをおすすめします。

殺菌系の薬よりもより炎症に効果のある抗炎症系の薬もあり、殺菌成分と抗炎症成分の両方が作用することでより早く炎症を鎮静化することができます。

硫黄系の薬には殺菌作用に加えて角質を柔らかくする作用もあり、ニキビの重症度に関わらずゆっくりと効果を発揮します。

副作用は少ないですが、肌を乾燥させる作用があるため乾燥肌の人には向いていません

外用薬だけでなく内服薬もあり炎症を抑える抗生物質、炎症抑制やホルモンバランスを整える作用のある漢方、不足したビタミンを補うビタミン剤などがあります。

薬を使用する際の注意点について

外用薬、内服薬のどちらを使用するにしても自分のニキビの種類や状態を把握し、症状に合った薬を選ぶことが大切です。

市販のものであれば薬局やドラッグストアにいる薬剤師に相談すると良いでしょう。

市販の薬を使用することに抵抗がある人は皮膚科を受診することをおすすめします。

市販薬と医師による処方薬のどちらを使用するにしても、用法・用量を守って正しく使用しニキビに悩まない肌を目指したいものです。

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